日本大学薬学部で開発された糖尿病のサプリメント! 
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 糖尿病のサプリメントを毎日飲んで血糖値が160から86に下がった。
2012年6月血糖値160、体重80キロ  2013年1月血糖値86、体重62キロ
 濱田時子さん49歳 血液検査結果

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     日本大学薬学部で開発された糖尿病のサプリメント! 
   
 
日本薬学部の北中進教授により2型糖尿病に対する研究の中から桃の花の作用として小型脂肪細胞を増やし、肥満の原因である大型脂肪細胞を減らし脂肪燃焼効果を高めるという作用が確認されました。この小型脂肪細胞(善玉脂肪細胞)を増 やすことでインスリン作用を高め代謝を促します。これによりエネルギーが消費されダイエット効果にもつながります。 
    白桃花の3T3-L1前駆脂肪細胞に対する影響   日本生薬学会発表
     
     「うどん県」の糖尿病死亡率、大幅に改善
     
香川県内の糖尿病による死亡率が大幅に下がっていることが、厚生労働省の人口動態統計でわかった。2013年、人口10万人あたり17・4人(全国ワースト2位)だったのが、14年には11・9人(同21位)と改善。県は「糖尿病予防に向けた取り組みが浸透しつつあるのではないか」とする。ただ、その割合は依然として全国平均を上回り、引き続き予防に向けた取り組みを続けるという。14日は世界糖尿病デー。

「『野菜食べん県』から『野菜も食べるうどん県』へ」――。こうしたスローガンを掲げる県の糖尿病予防運動の背景には、1992年以降、全国平均を上回り続ける死亡率がある。近年はさらに増加傾向となり、2010年からはワースト10位以内で推移した。

原因の一つとして指摘されるのが、糖質の吸収を緩やかにする野菜の不足。06~10年、厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査」では、成人の摂取量は男性はワースト2位、女性が同1位だった。

危機的な状況に、県はうどんのおかずなどに野菜を選ぶよう、「うどんだけじゃなく、野菜もね」「1日3食まず野菜」と促すポスターを各地のうどん店や県庁などに貼り出した。そのほかにも、ウェブサイト「かがわ糖尿病予防ナビ」を開設してバランスの良い簡単レシピなどを紹介したり、運動習慣を身に付けるイベントを開催したりと、あらゆる施策を実行した。

功を奏したのか、12年の国民健康・栄養調査で野菜摂取量は男性は上から17位、女性が16位と大幅に改善。糖尿病による死亡率も、14年に5年ぶりにワースト10位以内から脱した。

ただ、県の人口規模が小さいため統計の数字は変動しやすく、死亡率の順位も単年では大きく変動することがあるというのが、専門医らの見解だ。県健康福祉総務課では「減少傾向が続くまで、楽観はできない。糖尿病を減らすため家族や地域、職場ぐるみで生活習慣の改善に取り組んでもらいたい」としている。(中筋夏樹)

     2015年11月13日 読売新聞
     
     暴走事故の原因は低血糖?高血糖なのに低血糖の謎
    ◆低血糖の原因や症状、予防策とは
 先日、大阪で車の暴走事故によって運転手の男性が起訴されました。男性は糖尿病で治療薬のインスリンを摂取後、適切な時間に食事を取らずに低血糖症だった疑いが持たれています。糖尿病は血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高くなり、「高血糖」状態となることによってさまざまな障害を引き起こす病気です。しかし、糖尿病の治療中は逆に「低血糖」に陥り、重篤になると「意識障害」から「糖尿病性昏睡」と呼ばれる状態となり、生命の危機にまで及ぶこともあります。「低血糖」は血糖値が50-60mg/dl以下になった状態を指しますが、血糖値の高い人や急激に血糖値が下がったときには、100mg/dl程度でも「低血糖」の症状が出ることもあります。それではなぜ、「高血糖」状態であるべきはずの糖尿病で「低血糖」状態になるのでしょうか。その原因や「低血糖」時の実際の症状、予防策などについて紹介します。 
◆糖尿病患者が必要なインスリンの量は絶えず変化する・・・続きはJIJIKOニュース
     
     抗生物質を使うと糖尿病が増える?  
   
デンマークの研究チームが170,504人を分析 腸内細菌は栄養の代謝に関連していると言われています。今回の研究では、抗生物質を使うとその腸内細菌が死んでしまい、その結果、2型糖尿病になりやすくなるのではないかという仮説を検証しました。

◆抗生物質を用いると2型糖尿病になりやすいか検証
今回の研究は、デンマークの全国データベースなどに登録していて、2000年から2012年に2型糖尿病を発症した人170,504人と対照群1,364,007人を対象に、抗生物質の使用と2型糖尿病の発症リスクの関連性を検証しました。

◆抗生物質を使用した人は2型糖尿病を発症する確率が高い 以下の結果が得られました。
すべてのタイプの抗生物質への曝露と2型糖尿病との関連について、処方箋薬を受け取った数が0から1に対して5以上で、オッズ比(OR)は1.53(95%信頼区間1.50-1.55)であった。 抗生物質を多く使った人は、2型糖尿病の発症が多いという結果でした。

筆者らは、「我々の結果は、抗生物質への曝露は2型糖尿病リスクを増<加する可能性を支持できる。」と結論づけています。

 この研究だけでは、抗生物質の使用と2型糖尿病の発症の因果関係には言及できません。例えば、2型糖尿病があると感染しやすいことが知られていますが、その結果として抗生物質を使っていたがまだ2型糖尿病とは診断されていなかった人が、あとで2型糖尿病と診断されたという可能性もあるからです。 もちろん、抗生物質により腸内細菌に影響がある可能性もあるため、今後の検証に期待したいです。  

    2015年9月10日MEDLEY ニュース  
     
     65歳未満男性で盲腸の切除を行うと、2型糖尿病リスクが1.47倍に!  
   


最近の研究から、虫垂炎の治療として行われる虫垂切除手術の後に免疫機能の変化が生じる事が知られて来ました、また、2型糖尿病には免疫機能との関係が指摘されていますが、虫垂切除との関連は不明でした。今回台湾の研究グループが、虫垂切除を行った集団と行ってない集団を比較した結果、虫垂切除手術を行った65歳未満の男性では、高い頻度での2型糖尿病発症が観察されました。

◆Taiwan Longitudinal Health Insurance Database 2000を用いた後ろ向きコホート研究著者らは台湾の大規模調査のデータを解析して、虫垂切除手術後3年間のうちに2型糖尿病を発症するリスクを、虫垂切除していない集団と比較しました。

◆虫垂切除手術後の2型糖尿病発症リスクは未手術に比べて1.45倍 つまり虫垂切除をおこなった5,252人での2型糖尿病発症リスクは、虫垂切除をしていない集団と比べて高く、65歳未満の男性、穿孔性虫垂炎患者の場合は特に大きい増加が見られました。

著者らは、「虫垂切除後3年間での2型糖尿病発症リスクの増加が65歳未満で見られた。このリスクは男性で複雑性虫垂炎を発症した患者で高くなった」と結論づけています。

最近虫垂切除が腸内細菌の分布を変えるとの報告もあります。今回の結果も、虫垂切除手術によって免疫システムの変化が生じた事で、2型糖尿病が発症しやすくなった可能性が考えられます。ただし男女、年齢に差がある結果を考慮すると、虫垂炎が起こりやすい人の背景に、糖尿病にもつながる要因があった可能性も否定できず、より詳細な研究が待たれます。

     2015年7月19日MEDLEY ニュース 
     
     九大など、ウイルス感染による糖尿病発症に関わる遺伝子を発見-変異で発症リスク2倍
   


九州大学大学院医学研究院の永淵正法教授らは、ウイルス感染による糖尿病の発症に関わる遺伝子を発見した。ウイルスの増殖を抑えるたんぱく質の産生に関わる「TYK2遺伝子」が変異すると、糖尿病の発症リスクが2倍程度に高まることが分かった。糖尿病を起こすウイルスを発見できれば、ワクチンの開発につながる可能性がある。松山赤十字病院や福岡大学医学部付属病院など8医療機関との共同研究。

 DNA配列の個体差である「遺伝子多型」に着目。健常者331人、1型糖尿病患者302人、2型糖尿病患者314人を対象に、ヒトTYK2遺伝子を調べた。健常者に比べ、糖尿病患者の中で同遺伝子が変異している割合は約2倍の8―10%だった。
 さらに1型糖尿病患者のうち、風邪の症状の後に1型糖尿病を発症した場合、変異型遺伝子を持つ患者の割合は13・7%だった。ウイルスの感染で1型糖尿病を発症する可能性が高くなることを示した。

    2015年05月20日日刊工業新聞 
     
     週に1枚チョコレートを食べると、糖尿病リスクが減少する可能性があることが判明 
   
DeNAライフサイエンスはこのほど、バレンタインデーに向けてチョコレートと糖尿病の関係性について明らかにした。

東京医科大学とハーバード大学の研究チームによると、チョコレートには糖尿病になるリスクを低減させる効果があるとのことで、栄養学の国際誌であるアメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌のオンライン版にも同研究内容が報告されている。
同研究グループは、米国の健康な男性1万8,000人以上のデータを分析し、チョコレートと糖尿病発症についての関係を調査した。その結果、チョコレートを多く食べている人は、全く食べない人と比べて糖尿病のリスクが低くなっていることが判明した。

糖尿病リスクを板チョコに換算すると、月に半分~1枚半摂取で7%減、週に半分で14%減、週に1枚で17%減となった。週に板チョコを1枚食べると、糖尿病のリスクが最大で17%も減少できる可能性がある計算になる。ただ、このような効果が見られたのは、65歳以下でBMIが25以下の健康な標準体重の男性だけであったため、注意が必要とのこと。
そのほかにも、チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールは、糖尿病の危険因子となるインスリン抵抗性や酸化ストレス、炎症に対して予防効果があることも報告されているという。

同社のアドバイザーの高橋陽子管理栄養士によると、チョコレートはカロリーや脂質が高いため、継続的な食べすぎは肥満のほか脂質異常症や糖尿病などの生活習慣病を引き起こしかねない、としている。「健康効果を期待するのであれば、カカオ含有量の多いものをあくまでも『適量』食べるようにしましょう」とコメントしている。
 
    マイナビニュース2015年02月12日 
     
     葉物野菜に含まれる硝酸塩に肥満・糖尿病の予防、血流改善効果あり:英研究 
   
ホウレンソウや小松菜、水菜などの葉野菜に含まれる硝酸塩。

英国サウサンプトン大学、ケンブリッジ大学の複数の研究により、硝酸塩には心臓の健康を向上させ、肥満や糖尿病のリスクを低下させる働きがあることが分かった。

悪玉脂肪を善玉に?

脂肪細胞には褐色脂肪細胞白色脂肪細胞があり、褐色脂肪細胞は脂肪を燃やして熱を産生する働き、白色脂肪細胞は体内の余分なエネルギーを脂肪として蓄積する働きを担っている。

前述とは別の研究で、肥満の状態にしたマウスに硝酸塩を与えたところ、褐色脂肪組織における熱生産遺伝子の発現量が増し、白色脂肪組織で、褐色脂肪細胞に特有の遺伝子とタンパク質の発現が誘導されることが分かった。

これは、硝酸塩によって褐色脂肪細胞の活性化と、白色脂肪細胞の“褐色化”が促進される可能性があることを示している。
これらの研究にすべてかかわったケンブリッジ大学のAndrew Murray博士は、葉物野菜を取り入れ、食生活を少し改善することで心臓や血管の状態を改善し、肥満や糖尿病のリスクを軽減することができると述べている。

Murray博士らの研究は、『Journal of the Federation of American Societies for Experimental Biology』、『The Journal of Physiology』、『Diabetes』に掲載された。

    ニュースサイトIRORIO参照2014年12月06日 
     
     糖尿病の根本治療薬に道 原因のたんぱく質、働き解明 
   


生活習慣が原因とされる2型糖尿病で、発症にかかわるたんぱく質「CD44」の働きを抑えると、血糖値を下げるだけでなく、脂肪細胞の炎症も抑えられるとする研究結果を、米スタンフォード大や北里研究所がまとめた。肥満の人は脂肪細胞が炎症を起こし、インスリンがうまく働かなくなると考えられており、糖尿病の根本的な治療薬の開発につながる可能性があるとしている。

7日付の米糖尿病学会誌(電子版)に論文が掲載される。研究チームは、肥満のマウスを、CD44の働きを抑える物質を与える、糖尿病治療薬を与えるなど四つのグループに分け、観察した。その結果、CD44の働きを抑えたマウスは、治療薬を与えられたマウスと同じように血糖値を下げただけでなく、脂肪細胞の炎症や体重増加も抑えられたという。

現在の糖尿病治療薬は、インスリンの分泌を促すことで血糖値を下げるタイプが主流だ。スタンフォード大上席研究員の児玉桂一さんは「糖尿病の原因となる脂肪細胞の炎症を抑えることができれば、インスリンがうまく作用し、糖尿病を治すことができるかもしれない」と話す。(岡崎明子)

    朝日新聞2014年10月8日 
     
     コーヒーを飲む量を1日1杯増やすと糖尿病のリスクが11%減少 ハーバード大学の調査 
   
 米国のハーバード公衆衛生大学院栄養学部の研究グループが、欧州糖尿病学会の公式ジャーナルであるダイアビートロジア誌2014年7月号で発表している。

●紅茶は影響せず
コーヒーと紅茶を飲むと2型糖尿病の発症リスクが下がるとされてきたが、飲む量の変化がそのリスクにどのような影響を及ぼすかについては、ほとんど分かっていない。そこで研究グループは、4年間にわたるコーヒーと紅茶を飲む量の変化と、その後4年間の2型糖尿病の発症リスクについて調べた。

なお、糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病の違いがある。1型糖尿病は自分を防御するために存在する抗体と呼ばれる仕組みが自分自身を攻撃するために起こる自己免疫疾患の一種。一方で、生活習慣病として問題となるのは2型糖尿病となる。生活習慣の影響を受けて、血糖値をコントロールする機能が疲弊してしまって、血糖値が上昇してしまう病気となる。

研究グループは、およそ166万人を追跡調査。4年間でコーヒーを飲む量を1日1杯以上増やした被験者は、飲む量に変化がなかった被験者と比べて、その後4年間の2型糖尿病の発症リスクが11%低かった。コーヒーを飲む量を1日1杯以上減らした被験者は、2型糖尿病の発症リスクが17%高かった。紅茶を飲む量の変化は、2型糖尿病の発症リスクと関連していなかった。
     ライブドアーニュース2014年09月20日
     
     人工甘味料で糖尿病リスク増加、ネイチャー誌に論文
   


健康的とされる人工甘味料が、実際には糖尿病のリスクを高めている可能性があるとする研究論文が17日、英科学誌ネイチャー(に発表された。人工甘味料が幅広い食品に使用され推奨されている現状の見直しを訴えている。

ノンカロリー人工甘味料(NAS)とも呼ばれるこの添加物は、ソーダやシリアル、デザートなどに使用されており、体重増加や糖分摂取を気にする人々向けの巨大市場となっている。一部の専門家らは、世界各国で増加している2型糖尿病患者や、血糖値の上昇を伴う「耐糖能障害」と呼ばれる糖尿病の前段階に当たる状態の患者に対して、NASを推奨している。

NAS分子は、舌の上に甘い味覚を残した後、体内に吸収されることなく腸管を通過する。これが、砂糖とは違い、カロリー量が無視できる程度(あるいはゼロ)になる理由だ。しかし論文によると、複数のマウスと少人数の人間に対して実験を行った結果、NASが腸内細菌の増殖と機能を阻害し、実は耐糖能障害を促進していることが分かったという。

イスラエル・ワイツマン科学研究所のエラン・エリナフ氏とエラン・セガ氏が率いる研究チームは、広く使用されている3種類のNAS(アスパルテーム、スクラロース、サッカリン)を選び、人間の推奨最大摂取量をマウスの体の大きさに合わせて換算した量を飲み水に混ぜてマウスに与えた。その結果、NASを与えられたマウスには耐糖能障害がみられたが、ただの水や砂糖水を摂取したマウスにはみられなかった。

また研究チームは、NASを摂取したマウスとブドウ糖を摂取したマウスの排せつ物を、腸内細菌を持たないマウスの体内に注入した。すると、NASの排せつ物を注入されたマウスの血糖値は急上昇し、腸内細菌が別のグループと比べより活発に栄養分からブドウ糖を搾取する働きを見せた。

チームは次の段階として、研究対象を人間に移した。まず、糖尿病ではない381人から得たアンケートや健康データを入念に調べたところ、耐糖能障害とNAS摂取量増加との間には「重要な」関連性があることが分かった。

 さらに研究チームは、普段はNASを摂取しないボランティア7人に、米食品医薬品局が推奨する最大摂取量の甘味料を含んだ食事を7日間とってもらった。結果、マウスと同様に、4人の血糖値は5~7日以内に上昇し、腸内細菌の構成にも変化が見られたという。(c)AFP/Richard INGHAM

    AFPBB 2014nen 9月18日
     
     糖尿病に勝つ! 筋トレで免疫力UP技 
   


最新の研究によって、筋肉が多い人のほうが、少ない人よりも病気による死亡率(重症患者の場合)が半分になることが明らかになりました。つまり、筋肉は、病気になったときに身を守ってくれるとても大切なものだったのです。筋肉には、グルタミンの働きだけでなく、糖を吸収して血糖値の上昇を抑えたり動脈硬化を防いだりするホルモンが出ていることも明らかになってきています。

筋肉と病気の関係について 筋肉には、グルタミンという筋肉の成分を作っているアミノ酸の一種が含まれています。私たちが病気になると、筋肉は自らを壊してグルタミンを体に供給し、免疫細胞のリンパ球を増やします。つまり、筋肉があれば病気と戦いやすい強い体になり、逆に筋肉がなければ病気と戦えなくなるのです。足腰の筋肉の衰えは、肺炎、心筋梗塞、腎臓病、糖尿病、動脈硬化、敗血症など、さまざまな病気と関係していることが明らかになりつつあります。 ラクに筋力をアップさせる方法について 普通の筋トレでは効果が上がりにくい高齢者の方でも、ラクに筋力がアップするワザがあります。それは、速歩をしたあとすぐに牛乳を飲むというもので、ポイントはたったの2つです。

○ポイント1:ややきつめの速歩を3分行う
○ポイント2:速歩後、30分以内に牛乳200mlを飲む 1週間で速歩の時間が合計60分になるのを目標にしてください。3分間速歩したら、ゆっくり歩き、また速歩というように、交互に繰り返します。例えば、1日に3分の速歩を5回行えば、週4回でOKです。牛乳でなくても、乳タンパクを含むヨーグルトやチーズでもかまいません。また、速歩後すぐに牛乳を飲むほうが効果的です。
 
    ためしてガッテン2014年09月17日放送 
     
    【糖尿病の急増】世界で危機感共有したい  
    2013年の世界の糖尿病人口(20~79歳)が3億8200万人に上り、03年から10年間で倍増したことが、国際糖尿病連合(IDF)の調べで分かった。35年には5億9200万人に達する見込みという。
新興国や発展途上国の経済成長に伴い、糖尿病や肥満が世界的に深刻な問題となっている。危機感を共有し対策を急ぎたい。
13年の国別の糖尿病人口を見ると、上位10カ国には1位の中国、2位のインド、4位のブラジルなど、近年、経済発展が著しい国が名を連ねる。糖尿病人口の約8割は中低所得国の人々が占めている。

これらの国々では、食生活の欧米化や食べ過ぎ、運動不足が原因で患者が増えているとされる。だが、自覚症状がほとんどないまま病気が進行するため、警戒しない人が少なくない。
糖尿病は体内ホルモンのインスリンが不足したり、うまく働かなかったりして血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気だ。遺伝的な要因もあるが、一人一人の生活習慣が大きく影響する。

貧困のため満足に治療を受けられない人も多い。病気に対する知識や予防意識を高め、治療に力を入れる必要がある。
欧米では糖尿病や肥満への関連が指摘される飲食物に課税する動きが広がっている。
メキシコでは糖分を含む清涼飲料やファストフードなど高カロリー食品への課税が導入されている。フランスやハンガリーでも同様の課税が行われている。
世界保健機関(WHO)もこうした動きを肥満対策の一つとして推奨するが、メーカーからは反対論も根強い。しかし、国民の健康を維持するには業界の協力も欠かせないだろう。

糖尿病は日本でも増える傾向にある。「国民健康・栄養調査」の12年版によると、治療を受けている「糖尿病が強く疑われる人」は約950万人で、1997年の調査開始以来、増加している。「予備軍」も依然高い水準だ。
糖尿病など生活習慣病予防のための健康診断の受診率は低迷している。受診率を上げ、早期発見や治療につなげたい。
自己管理も重要だ。糖尿病は摂取カロリーや運動に気を配ることで予防できる場合が多い。生活習慣を見直し、可能なことから始めたい。
  
     高知新聞201年9月7日 
     
     武田薬品に6千億円の賠償判決 糖尿病治療薬で米裁判所 
   


武田薬品工業
糖尿病治療薬「アクトス」の投与が原因で膀胱(ぼうこう)がんになったと米国男性らが訴えていた訴訟で、米ルイジアナ州の連邦地裁は3日、60億ドル(約6300億円)の懲罰的損害賠償を支払うよう求めた4月の陪審評決を支持する判決を出した。

武田によると、再審理や賠償金の減額を求めた申し立てについては地裁の決定が出ておらず、その判断を見極めてから対応を決めるという。武田は4日、「判決は大変遺憾で、到底承服いたしかねます」との広報文を出し、再審理などの申し立てが棄却された場合は控訴を含めた法的手段をとる考えを示した。

アクトスをめぐっては、全米で6千件以上の訴訟を起こされているが、連邦地裁による判決は初めてという。

    朝日新聞2014年 9月4日 
     
     2型糖尿病治療 中断で高まる合併症リスク
   
 
悪化すると腎臓や目などに重い合併症の恐れがあるが、自覚症状は乏しい2型糖尿病。年に患者の1割近くが治療を中断しているとみられることが厚生労働省研究班の調査で明らかになった。研究班は中断を減らす対策マニュアルを作成し、医療側に積極的な対応を求めている。 研究班は2009~10年、患者2200人を二群に振り分けた研究を実施。特別なことはしない「通常診療群」では一年間に8%の治療中断があったのに対し、電話などで受診を促したり療養の助言をしたりする「支援群」では中断は3%にとどまった。
 ●年に50万人が治療を中断
糖尿病で治療中の患者は国内に約620万人(12年国民健康・栄養調査)で、ほとんどは2型。その8%の約50万人が治療を中断する計算になる。「中断者に合併症が多いことが過去の研究で分かっている。医療側の働きかけで中断が減らせると分かった意味は大きい」と研究代表の野田光彦・国立国際医療研究センター糖尿病研究部長。 研究班が過去の研究も加味し中断者を分析すると、働いている男性で五十歳未満、血糖コントロールが悪いか、逆にかなり良い人も多いといった特徴が浮かび上がった。中断理由を複数回答で尋ねると「忙しい」「体調が良い」「医療費が負担」などが多かった。  
●指導で中断率4割低く 
既に動きだしている医療機関もある。糖尿病治療が専門の朝日生命成人病研究所(東京)は11年の施設移転を機に、初診時の患者への個別指導を充実させた。医師の診察に続き、糖尿病とはどんな病気か、今の生活のどこを見直すと効果的かなどについて、看護師と栄養士がそれぞれ時間をかけて患者と話し合う。 「調べてみると、指導を受けた人の中断率は受けていない人より四割程度低かったのです」と吉田洋子診療部長。「糖尿病は自覚症状がないので、なぜ治療が必要かを最初に理解することが継続意欲につながるのでは」と推測する。つづき  
  東京新聞2014年9月2日 
     
     糖尿病新薬で脳梗塞12例、使用注意呼びかけ
   
今年4月以降に相次いで発売された糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」で様々な副作用が報告されている問題で、日本糖尿病学会は29日、報告された副作用件数は、今月17日までに脳梗塞12例、低血糖114例、皮膚症状が500例以上に達したと発表した。

新薬は、腎臓で尿に出た糖を再び取り込むのを妨げる働きがあり、体重を減らす効果がある。一方、服用後は尿の量が増え、体内の水分が減るため、脱水への注意が必要とされている。

      読売新聞2014年 8月30日
     
     重症低血糖に注意を 心筋梗塞リスクが2倍に
   


糖尿病の治療では、目や腎臓の合併症を防ぐために薬などで血糖値を下げることが大切だ。しかし、下げ過ぎて重症の低血糖になると、深刻な心臓や脳の病気になるリスクが高まる恐れがあることが最近の研究で分かってきた。

国立国際医療研究センター(東京都新宿区)糖尿病研究部の野田光彦部長、後藤温・上級研究員らのチームは、2型糖尿病患者に関する6つの疫学研究論文を詳しく分析し、重症の低血糖になったことがある人はそうでない人に比べ、心筋梗塞や脳卒中になるリスクが約2倍高いことを突き止め、英医学誌『BMJ』に発表した。

分析した研究は米国のほか、欧州や台湾などで行われ、計90万人余りの患者データを含む。各研究の患者の平均年齢は60~67歳。1~5・6年の追跡期間中に0・6~5・8%の患者が、血糖値が極端に低くなって意識を失うなどの重症の低血糖発作を起こしていた。発作を起こさなかった人が心筋梗塞などになるリスクを1とすると、起こした人のリスクは2・05だった。

別の持病の影響で低血糖が起きやすくなることもあるため、チームはそうした影響も踏まえて分析したが、重症低血糖が心臓病や脳卒中の直接のリスクである可能性は否定できなかったという。

野田部長は「重症低血糖になると血圧が上がったり、不整脈が起きたりして心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まると考えられる」と指摘したうえで、「高齢者や腎臓、肝臓が弱った人は重症低血糖になりやすいので、主治医と相談して血糖値管理を少し緩くするなど低血糖を防ぐ工夫をしてほしい」と話している

     産経ニュース 2014年8月20日
     
     アストラゼネカ、糖尿病治療を支援 生活アプリで
     
アストラゼネカが糖尿病など生活習慣病の治療を支援するスマートフォン(スマホ)向けのアプリの提供に力を入れている。同社は2014年5月に2型糖尿病の新規治療薬を発売した。糖尿病の治療には薬に加え食事や運動による生活改善が欠かせない。患者がアプリで病気について知識を深め、食事などの情報を家族や医師と共有することで、糖尿病治療の継続を促す。

 服薬に食事と運動療法による生活改善が求められる糖尿病は、治療を継続できない患者が多い。12年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、糖尿病患者は約950万人。そのうち約55万人が治療をやめてしまうという。

 患者が医師の指導なしに治療をやめれば心筋梗塞など合併症のリスクが高まる。「糖尿病の治療薬を販売する企業として、患者が治療を楽しく継続できる仕組みをつくりたかった」と、同社マーケティング本部の矢部尚登部長は話す。

 同社は4月に糖尿病の治療薬を共同で販売する小野薬品工業とともに、3つのアプリの提供を始めた。その1つ、「まいさぽアカデミー」は、糖尿病を含めた9つの生活習慣病についてクイズ形式で学べる。生活習慣病の基礎知識を問う100題が出題される。

 「クイズを楽しく解くだけで、しっかりと知識が身につくアプリを目指した」(同社マーケティング本部の上脇伸高ブランドマネジャー)。

同時に配信した「まいさぽレシピ」は生活習慣病の患者向けに料理のレシピを検索できるアプリ

     日本経済新聞2014年8月6日
     
     メタボの原因"食後の血糖値上昇"には、食事前・中の野菜ジュースが効果的?
   
カゴメはこのほど、野菜ジュースの飲用により、メタボリックシンドローム(以下メタボ)の原因の一つである食後の血糖値の急激な上昇を抑えることを、動物試験で確認したことを明らかにした。

現在、メタボの割合は40代以上の男性の2人に1人と言われるまで上昇し、直近の10年間で、肥満(BMI≧25)の割合は増加傾向にある(※1)。食後の血糖値の急激な上昇は、メタボの発症や進行につながる可能性があるため、メタボ予防・改善のためには食後の血糖値の上昇を穏やかにすることが重要だという。

そこで同社は、野菜ジュースの摂取が食後の血糖値に与える影響について、動物で検証を行った。

まず、16時間絶食させたラットに、野菜ジュースをデンプンと同時に摂取させた。野菜ジュース群には、デンプン溶液と野菜ジュースをそれぞれ同時に与え、コントロール群には、デンプン溶液と、野菜ジュース相当の糖を含む糖液を同様に与えた。

摂取前(=0分)および摂取30、60、120分後に血液を採取し、血糖値の測定を行ったところ、野菜ジュース群の血糖値は摂取60分後においてコントロール群よりも有意に低い値となり、血糖上昇曲線下面積(AUC)(※2)もコントロール群に比べて有意に低い値を示した。この結果より、食事と一緒に野菜ジュースを飲むことで、食後の血糖値上昇が穏やかになると考えられる。

続いて、食事前の野菜ジュースの摂取が食後の血糖値に与える影響を検証した。野菜ジュースをデンプン摂取と同時(0分前)もしくはデンプン摂取の10分前に摂取させ、血糖値を測定した(野菜ジュースやデンプンの摂取量およびコントロール群の設定は前述の試験と同じ)。

その結果、野菜ジュースをデンプンと同時に摂取させた際も10分前に摂取させた際もほぼ同様の血糖値推移を示し、60分後の血糖値がコントロール群よりも有意に低い値となった。

これらの結果より、野菜ジュースを食事前に摂取しても、食事と一緒に飲んでも、食後の血糖値の上昇が穏やかになると考えられる。

同結果は動物試験により得られたものだが、同社は今後、ヒトが野菜ジュースを摂取した時にも同様の効果が得られるかどうかの検証や、寄与している成分、そのメカニズムの解明等を進めていくとしている。

※1 厚生労働省 平成24年 国民健康・栄養調査

※2 血糖上昇曲線下面積(AUC)とは、時間経過にともなう血糖値増加量の面積を指し、食品の血糖値上昇を比較する指標として用いられることが多い。AUCが低いことは、一般に、糖質の吸収が抑えられたことを示す。
    マイナビニュース2014年8月4日 
     
     夏の水分補給 糖分の取り過ぎ避けて 急性糖尿病の恐れも 
     
「水分を小まめに取りましょう」-。暑い日、繰り返し呼び掛けられる言葉だ。もちろん、水分補給は必要だが、水代わりにスポーツ飲料やジュースなどの清涼飲料水だけを飲み続けていると、糖分の取り過ぎで急性の糖尿病になることがある。「ペットボトル症候群」と呼ばれる症状だ。

 「初期にはほとんど症状がなく、気付かないうちに糖尿病が進むと、血糖値が上がり、口が渇いてますます水分が欲しくなり悪循環に陥る。早く気付く必要がある」と新百合ケ丘総合病院(神奈川県)糖尿病内科の西野和義医師は指摘する。

 ペットボトル症候群は1992年に報告され、主に若い人がなりやすいと注目を集めた。

 一方、糖尿病と分かっている人も水分補給には十分な注意が必要だ。

 「糖尿病の患者さんにとって脱水は怖い。脱水になると血液が凝縮されて血栓を生じやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなるからだ」

 といって、スポーツ飲料などでブドウ糖を大量に取ると、一時的に高血糖になり、その反動で危険な低血糖状態を引き起こしてしまうことがあるという。

 西野医師は「糖尿病の方は、普段は水やお茶などを飲み、運動をするときなど発汗が多いときは、体に必要な電解質が壊れやすいので、少し塩分を加えて飲むか、スポーツ飲料でもブドウ糖を少量使用しているタイプの利用が望ましい」と話している。
    熊本日日新聞 2014年8月1日掲載 
     
     「えのき氷」に糖尿病改善効果 中野市農協と東農大が共同研究 
   
 中野市農協と東京農業大は31日、共同研究成果報告会を東京都世田谷区の同大施設で開き、粉砕したエノキタケを煮て、凍らせた食品「えのき氷」に「糖尿病の改善効果があると確認した」と明らかにした。9月に京都大(京都市)で開く日本きのこ学会で発表する。

 研究は同学会長で東京農大の江口文陽(ふみお)教授(林学)を中心に、首都圏の病院の協力を得て進めた。血糖値などが糖尿病の診断基準を超えている成人の男女60人を対象に昨年8月ごろから今年2月ごろに実施。えのき氷を食べ始めて1カ月後から1カ月おきに採血し、血糖値などを調べた。

 その結果、1個30グラムのえのき氷を毎日3個か6個食べた2グループだけが、食べ始めて2カ月後から改善効果が表れ、血糖値などが正常値に下がった。この2グループも、食べるのをやめた3カ月後に再び検査すると、血糖値などは糖尿病の診断基準を超える値に戻った。

 江口教授によると、エノキタケは体内の余分な脂肪分を排せつする働きがある成分を多く含むが、えのき氷にすることでエノキタケの丈夫な細胞壁(食物繊維)を壊し、吸収しやすくなるという。えのき氷を考案し、この日の報告会に出席した中野市農協の阿藤博文組合長は「えのき氷をたくさん食べて健康になって」とPRしていた。 
    信濃毎日新聞 2014年8月1日掲載  
     
     本県ドナー提供の膵臓で根治
   
 肝臓に膵臓(すいぞう)細胞を注入する糖尿病の新治療法として京都大付属病院が今春着手した「膵島(すいとう)移植」で、福井県の心停止ドナー(臓器提供者)から細胞を提供された患者が、インスリン投与を必要としない根治に、国内で初めて成功したことが二十八日分かった。移植に伴う膵臓の摘出手術は今月県立病院で行われたが、心停止後の移植は世界でも二例目だという。

 京大病院は四月初旬、国内初となる同移植に着手した。三十代の女性患者(近畿在住)の肝臓に、東海地方のドナーから摘出された膵島細胞七ミリリットルを注入。三カ月が経過し、低血糖発作がなくなるなど順調に効果が現れていた。ただ根治のためには二、三回の移植が必要で、血液型など条件が一致する次のドナーを待っていたという。

 七月初旬、県腎臓バンク(本部・福井大付属病院)内に設置されている県臓器移植コーディネーターから、県立病院でドナー提供の可能性があるとの情報が京大に寄せられた。家族が腎臓を含めた提供に同意したため、心停止後に県立病院内で京大チームによる膵臓摘出手術が行われた。京大病院に搬送後、細胞の分離作業が行われ、その日のうちに二回目の移植が行われた。

 患者はその後、インスリン注射から完全離脱し同月二十一日、根治に成功したと判断された。京大病院によると、同移植は北米などで約三百の成功例があるが、ほとんどが脳死段階。心停止後の実施は珍しく、世界でも二例目とみている。さらに七月下旬には、県立など福井市内の二総合病院で二日間に二人のドナーが現れ、京大病院は二チームを派遣し各病院で摘出。翌日、新たな患者に二回分がまとめて移植された。

 京大病院の松本慎一助手(移植外科)は「歴史的な成果に福井の方々が貢献してくれた。県レベルで意欲的に臓器移植普及に取り組んでいる成果が、相次ぐ提供につながった」としている。
    福井新聞 2014年7月28日掲載
     
     ◇1型糖尿病
     
 ブドウ糖を体の細胞に届け、エネルギーに変える役割を持つホルモン「インスリン」を作る細胞が、何らかの理由で破壊され、体内で不足する病気。遺伝や生活習慣などが原因でインスリンの量や効果が不足する2型糖尿病と比べ、幼少期に発症することが多い。全国に7万〜8万人の患者がいると言われている。 続きを読む

     毎日新聞 2014年7月26日掲載
     
     糖尿病 合併症を食い止める!「腎症 早期発見の検査あり」 
   
糖尿病の合併症の1つ、腎症は、透析治療に至る原因として最も多い。しかし自覚症状に乏しい。早期発見には微量アルブミン尿の検査が必須。糖尿病の人は年1、2回受ける。

1.糖尿病腎症とは
 糖尿病腎症は、腎臓が障害されて働きが低下し、尿にたんぱくがもれ出す病気です。腎臓には糸球体という細い血管が集まった非常に小さな組織があり、血液から老廃物を濾過して排出しています。しかし、血液中のブドウ糖が異常に増えると、糸球体が徐々に壊され、たんぱくが尿にもれてきます。また、老廃物を十分に取り除けなくなり、体内にたまっていきます。さらに、塩分や水分も十分に排出されなくなり、体内に蓄積されてむくみを生じます。進行すると、腎臓の働きが失われる腎不全という状態になり、透析治療が必要になることもあります。腎臓の働きが低下する前に治療を始めることが大切です。

2.早期発見の検査
 一般的な健康診断でも行われている腎臓の検査は、尿検査と血液検査です。尿検査でたんぱくが出たら、腎臓に障害のあるサインです。血液検査では、腎臓の働きが低下すると血液中に増える老廃物である血清クレアチニンを調べます。しかし、糖尿病がある場合には、この2つの検査だけでは不十分です。糖尿病腎症を早く発見するためには、微量アルブミン尿検査を受ける必要があります。アルブミンは糖尿病のごく初期に尿中に少量もれてくるたんぱくですが、通常の尿検査ではわかりません。糖尿病と診断されている場合は少なくとも年1回、できれば半年に1回は微量アルブミン尿検査を受けることが大切です。検査で微量アルブミンが出た段階で発見してすぐ治療を受ければ、尿中にアルブミンがもれなくなり、腎症の症状が良くなる可能性もあります。

 
    Gooニュース2014年7月23日掲載 
     
     糖尿病、薬頼り過ぎ注意 低血糖になりやすく危険
     
 大阪市の繁華街で六月末、乗用車が暴走して通行人三人が重軽傷を負った事故。運転していた男性(65)は糖尿病で、事故当時は低血糖で意識がもうろうとしており、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで逮捕された。薬の効き過ぎによる低血糖の疑いがあるという。患者が常に食事の質や量、運動を一定にするのは難しく、治療を薬に頼るほど低血糖の危険性が高まる。低血糖が認知症や死亡のリスクを高めることも明らかになりつつあり、専門家は「食事療法の原点に立ち返るべきだ」と指摘する。

 血糖値は通常、一定に保たれているが、甘い物やご飯、パン、麺類などの糖質を食べると数値が上がる。糖尿病は上がり過ぎた血糖を下げる体の機能が悪くなり、高血糖が続いて多様な合併症を引き起こす。これを避けるため、食事療法や薬物療法で血糖を制御する治療が行われている。

 低血糖の多くは薬で起こる。一般的に患者は服薬の際、医師から決まった時間に指示されたカロリー分を食べ、インスリンや経口血糖降下剤など一定量の薬を使うよう指導される。問題は、実生活でこれを忠実に実行できるかどうかだ。

 食事量の違いや食事の間隔のほか、同じカロリーでも、血糖値がほとんど上がらない焼き肉と、逆に上がりやすい白米では大きな差がある。このため、血糖がそれほど上がらなかった場合に薬を規定量使うと、薬が効きすぎて低血糖を起こしやすくなる。

 軽症では冷や汗や手足の震え、動悸(どうき)、不快感などが現れる。重くなると、集中力低下や強い眠気、めまいに襲われ、最悪の場合はけいれんを起こしたり、意識を失ったりする。そこで患者は軽症のうちに、事前に用意したブドウ糖や糖分を含む食べ物を摂取して、対処するよう指導されている。

 薬の量が多めに設定されやすい背景があると、糖尿病治療に力を入れる小早川医院(名古屋市昭和区)の小早川裕之院長(56)は指摘。理由は「皮肉にも低血糖を起こすほど、糖尿病の指標となるグリコヘモグロビン値(HbA1c)が改善するため」。ひと昔前までは、血糖を下げるのを優先し、「ある程度の低血糖は仕方がない」という風潮があったという。

 しかし、近年の研究で低血糖が引き起こす危険性に注目が高まっている。権威ある英国の医学誌「ランセット」に二〇一〇年に掲載された論文は、インスリンの働きが弱くなった糖尿病患者約二万八千人の長期追跡調査を報告。高くなったHbA1cの値を薬で下げると、ある値までは死亡リスクが低くなるが、それよりさらに健常者の値に近づけようとすると、逆に高まってしまうことを示した。

 増えた死因は脳卒中や狭心症などの血管疾患。論文は低血糖が血管障害を促したと考察している。また、低血糖発作を繰り返すほど認知症になる確率が高まることや、血糖値の大きな変動が血管障害を引き起こすといった論文が相次いでいる。

 小早川さんは「血糖が上がる食事を治療の前提とするのではなく、糖質摂取量を抑えて血糖を上げない食事で薬の量を減らす」という方針で診療。多くの患者でHbA1c値を改善させ、低血糖も防いでいる。「来院した患者で結局、薬が不要だった事例もある。副作用のない食事療法のメリットは大きい」と話す。

 ただ、食事療法に伴う薬の見直しをするには、それに詳しい医師の指導が欠かせない。

    中日新聞 2014年7月22日掲載
     
      「2型糖尿病ならBMI 30で肥満手術を考慮」英・NICE肥満ガイドライン草案
   
 英国立臨床評価研究所(NICE)は7月10日,過体重および肥満の発見,評価,管理ガイドライン“Obesity: Identification, assessment and management of overweight and obesity in children, young people and adults”の草案(以下,GL案)を公表した。同GLの改訂は2006年以来,8年ぶり。改訂ポイントの1つは,「最近2型糖尿病と診断された人のうち,BMIが30以上の人では肥満手術を考慮すべき」との推奨が新たに示された点。これまでのGLでは肥満手術はBMI 40以上かつ手術以外の減量介入による効果が得られなかった人にのみ適応すべきとしていたことから,今後,肥満手術の施行例が大幅に増えるのではないかとみられている。
     
   
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糖尿病のサプリメント驚きの効果   血糖値160から86の正常値に! 血液検査結果 
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 2012年6月血糖値160、体重80キロ  2013年1月血糖値86、体重62キロ
 濱田時子さん49歳 血液検査結果
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