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平成11年度厚生科学特別研究
期日 平成15年10月23日、24日、25日 会場 長良川国際会議場、岐阜ルネッサンスホテル、岐阜グランドホテル 会長 岐阜薬科大学教授 永井博弐 第53回日本アレルギー学会総会号より 294 杉花粉症に対する天然植物シジュウムの点鼻液の有効性 鈴木五男 岸田勝 中園宏紀 山口博明 中野裕史 四宮範明 北中進 青木継稔 (東邦大学医学部第二小児科 埼玉医科大学小児科 日本大学薬学部) 目的:南アメリカ原産の植物であるPsidium guajava(シジュウム)が抗ヒスタミン作用、抗ロイコトリエン作用などの抗アレル ギー作用を持つを報告してきた。そこでシジュウムの点鼻液を作成し、スギ花粉症への有効性を検討した。 対象と方法:東邦大学第二小児科関連病院に受診のスギ花粉症42名にシジュウムスプレーを鼻腔内噴霧に1日4回、1回1噴 霧とした。1週間の観察後、2週間シジュウムスプレーを使用し、臨床所見および鼻粘膜を観察した。同時に鼻汁の好酸球 菌および一部鼻汁のECP、臭覚検査について検討した。 結果:対象の血清総IgE値は320−3700U/mlであった。また、全ての症例でスギ特異IgE抗体は陽性であった。 鼻汁やくしゃみの症状は42例中31例に改善が認められた。その内12例は著しく改善していた。 鼻閉の改善は42例中24例であった。鼻汁中の好酸球数はシジュウム使用後42例中29例で低下していた。 同時に治療前鼻汁中のECP値は28.1±4.6であり、治療後には16.1±6.4と低下していた。 考察:スギ花粉症に対するシジュウムスプレーの効果は有意に臨床像の改善を示した。また、鼻汁中の好酸球数の減少を認め 炎症の指標となるESPも同様に減少していた。シジュウムはスギ花粉症の治療に有効な方法と考える。 |
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