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| 医師は患者さんの話を聞いて、おおよその診断をしますが、さらに各種の検査で確かめます。 |
１）アレルギーかどうかの検査
アレルギー疾患が起こると血液中にＩｇＥの総量と好酸球が増えることから、血液をとってこれらの数値を調べます。
鼻炎の場合は、鼻水で好酸球を調べます。いずれも、患者さんにとって危険はありません。
２）アレルゲンを突き止める検査方法 |
１、血液検査
２、皮膚テスト
３、除去・誘発テスト |
| １、血液検査 |
アレルギーかどうかの検査でもしますが、これはダニやネコなどのアレルゲンの抗体（特異Ｉｇｅ抗体）があるかどうかを
調べるものです。 |
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| ２、皮膚誘発テスト |
| ブリックテスト |
少量の抗原液を皮膚にたらし、皮膚の表面を針で軽く刺し反応を見るものです。痛みが少ないので小児でも
簡単に検査できます。 |
| スクラッチテスト |
ブリックテストと同じように、皮膚に抗原液をたらし、針で５ミリほど皮膚をひっかいて反応を見ます。
ブリックテスト同様、痛みはあまりありません。 |
| 皮内テスト |
ブリックテストやスクラッチテストで反応がはっきり分からないときに行うもので、少量の抗原液を皮内に注射します。
強い反応が出て危険なこともあるので、抗原の種類や症状の程度によっては、初めからこの検査をすることはありません。 |
これらのテストは、いずれも１５分か２０分後に、発赤と腫れの有無と大きさでアレルゲンかどうか判定します。
| パッチテスト |
化粧品や薬品などによって起こるⅣ型アレルギーを調べるものです。
大きなガーゼ付き絆創膏のようなものに何種類かの抗原をつけ、皮膚に貼り付けて２４～７２時間後の反応を見ます。 |
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| 皮膚テストは、ごくまれにショックを起こすこともありますから、体調の悪い時は、避けたほうがよいでしょう。 |
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| ３、除去・誘発テスト |
食物アレルギーの疑いがあるとき、原因ではないかと思われる食物を一定期間、食べないでようすを見るのが除去テストで、
除去して症状がよくなったら、再び注意深く、その食物を与えてみて症状の変化を見るのが誘発テストです。 |
ゼンソクの場合は、気道内にアレルゲン液を吸入し、肺機能や過敏性をみる方法があります。
アレルギー性鼻炎での誘発テストは、鼻の粘膜にアレルゲン液をつけた紙を貼り付け、そのアレルギー症状を見る方法が
あります。 |
薬物がアレルゲンかどうかをみる誘発テストは危険なので入院して行います。
薬物アレルギーの検査は、原因薬物でリンパ球やマクロファージを刺激する方法が一般的です。
また薬物の種類とそのアレルギー反応によっては皮膚テストやバッチテストを行います。  ページの上に |
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