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南米熱帯地方に生息する 樹木シジュウム |
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シジュウムの最大の特徴は、アレルギー反応を起こす5つの要因を緩和することにあります。 |
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1、マスト細胞から発生し炎症を起こす最大の原因となる「ヒスタミン」の発生を抑える。 2、同じくマスト細胞から発生し、かゆみを増徴させる「ロイコトルエン」を抑える。 3、肌を清潔に保つ作用がある。 4、抗原抗体反応によるマスト細胞の活性化を抑制する。 5、血管透過性の亢進を抑え、抗体が血管に流出する量を調整する。 |
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シジュウムの抗菌・殺菌力 |
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強い抗菌・殺菌作用があるのもシジュウムの特徴です。 化膿の原因になる黄色ブドウ球菌や溶血連鎖球菌なら、薄い濃度でも短時間の内に菌を殺してくれます。 シジュウムの殺菌作用には、ニキビを作る菌であるプロビオニバクテリュウム・アクネス菌などにも効果を発揮します。 更に詳しく
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アレルギー反応が生じると体の中で、いろいろな症状を引き起こす成分が分泌されます。ヒスタミンもその成分の一つです。
抗原抗体反応が起きるとヒスタミンがマスト細胞の中から飛び出してきて炎症を起こします。
シジュウムにはこのマスト細胞の中のヒスタミンの遊離を抑える作用があることが研究で分かりました。
シジュウムの効力は同じようにヒスタミンを抑える力を持っているアロエの100倍にあたり、化学合成された「インドメタシン」に匹敵するものでした。
(アレルギーの目の仇にされているヒスタミンですが、実はヒスタミンは様々な作用を持っており、特に胃の粘膜にあるヒスタミンは胃液の分泌を促す役割があり、神経細胞の中にあるヒスタミンも、神経伝達の役割をしています。アレルギー症状を引き起こすのは、マスト細胞の中にあるヒスタミンだけです。
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ロイコトリエンもアレルギー症状を引き起こす成分です。やはりヒスタミンと同様マスト細胞から遊離し、アレルギー症状を引き起こしますが、ヒスタミンが比較的早く分解するのに比べロイコトリエンは持続的に作用し、気管支喘息などを引き起こすのが特徴です。シジュウムはこのロイコトリエンを抑制し、ロイコトリエン抑制剤である副腎皮質ホルモン「ハイドロコーチゾン」比較しても、それに劣らないほどの作用があります。 |
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アレルギー疾患にかかると、皮膚の防御力が弱まり、様々な細菌に感染することも多くなります。それがアレルギー症状を悪化させる原因ともなります。実験では、「黄色ブドウ状球菌」「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ状球菌)」「溶血連鎖球菌」「プロピオニバクテリウム・アクネス菌(いわゆるニキビ菌)」ニ対する殺菌力を測りました。黄色ブドウ状球菌とは、傷の化膿や敗血症(病原菌が血流に乗って前真意広がる病気)を引き起こす菌です。MRSAは院内感染でよく話題になる菌ですが、メチシリンという抗生物質も聞かないことから名前のついた菌です。溶血連鎖球菌はやはり化膿や敗血症を起こします。プロピオニバクテリウム・アクネス菌はニキビを作る菌で、活性酸素を出して肌にダメージを与えます。実験の結果シジュウムはこれらの菌を薄い濃度で、短時間のうちにほぼ完全にこれらの菌を殺すことが分かり、菌に対する抑制力が高いことが分かりました。 |
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PCAテストの結果、シジュウムは人工的に合成した抗炎症薬と比べると、フェマルズタゾンの3倍程度の非常に強い効果があります。アトピー性皮膚炎の直接の原因物質であるヒスタミンなどの発生を抑えつつ、発生してしまった物質に対しては、血管透過性の亢進を抑えることで症状の広がるのを抑えます。 |
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